[強度] だいたいVO2maxの85%~88%、HRmaxの88%~92% (初心者は80%~86%VO2maxくらい) 心地よいきつさ 比較的速く走っているが、そこそこの時間(練習なら少なくとも20~30分間)維持できるペース MランニングやEランニングはすぐに終わって欲しい強度ではないが、Tはまさに終わるのが待ち遠しい強度 [目的] 血中の乳酸を除去し、十分に処理できる濃度よりも低く抑える能力を高める → 持久力の向上
[効果] ある程度の時間維持することの出来るペースが速くなる
[ペース] 今のペースを30分間維持できるか? 自分に聞きながら走り、答えがノーならペースを落とす
[テンポランニング] Tランニングを20分間ほど間断なく続ける。そこそこきついペースでも長時間維持できるという自信がついてくる
[クルーズインターバル] 短い休憩を挟んで何本か繰り返す。適正な強度で運動する時間の合計はテンポランニングよりも長くなる
テンポランニングよりも速く走る必要はない。負荷を上げるには休息時間をほんの少し短くする(ex.Tペースで1.6km走るごとに1分休憩 x 5回または3.2km走るごとに2分休憩 x 3回など)
走る時間:休憩時間=5:1
[練習量の上限] 練習1回あたりのTランニングの合計は週間走行距離の10%未満。
20分間持続的に走れるなら、クルーズインターバルで30分まで。
5分や10分など短く分けて合計30分まで

[引用]
ジャック・ダニエルズ; 篠原美穂; 前河洋一. ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第4版. 株式会社ベースボール・マガジン社.